名誉毀損について
他人にあることないことを吹き込んで、その人の社会的地位や名誉を傷付けるということは古くから多くの事例があります。特に近年はインターネットのブログやメール、ツイッターなど匿名性の高いソーシャルネットワークで発言することによって広く伝わってしまうという事例が徐々に明るみになっています。このように他人の名誉を傷付けることを「名誉毀損」といい、民事事件として損害賠償の対象になることもあります。また刑法でも名誉毀損罪という罪として定められており、ひとつの事例に対して民事・刑事の両方から責任を問われることもあります。
名誉毀損と似たようなもので「信用毀損」と「侮辱」というものもあります。名誉毀損は事実との関連を問わず公然と広めて名誉を傷付ける、信用毀損は虚偽の内容を公然と広めて名誉を傷つける、侮辱は他人の人格について公然と蔑視するという違いがあります。実際は名誉毀損と侮辱の線引きは難しいのですが、どの場合でも周りに他に人がいるような公然性が求められているので、単に二人だけで言い合っていた場合には名誉毀損罪や侮辱罪にはあたりません。
