詐欺について
詐欺とは他人を騙して金品を奪ったり損害を与えたりすることを指し近年多くのパターンが知られており、どの人や企業でも詐欺に巻き込まれる可能性を秘めています。なお刑法上「詐欺罪」とされているのは実際の財産が損害を受けた場合をさしており、単に騙しただけでは詐欺罪の適用にはなりません(ただし他の罪に問われる場合はあります)。具体例をいくつか挙げると、代金後払いで商品を手に入れ、代金を支払わない「取り込み詐欺」、取り込み詐欺と同様に落札代金を支払わないまたは不当に落札金額を吊り上げる「オークション詐欺」、オレオレ詐欺、架空請求詐欺など電話やハガキなどの文書で相手を騙し、金銭の振込みを要求する「振り込め詐欺」、特定サイトや電子メールのアドレスをクリックすると登録料などの名目で料金を請求される「ワンクリック詐欺」などがあります。さらに結婚をエサにして異性に近づき金品を騙し取る「結婚詐欺」、公的機関又その代理などと称して訪問し金品を巻き上げたり物品を売りつけたりする「かたり詐欺」、架空の未公開株の販売や実在するものの不当に高額な未公開株の販売その他投資に関連する「投資詐欺」、などもありますがここで挙げた以外にも多数の詐欺があり、また振り込め詐欺などで単独型から複数の人物を登場させる劇場型などに変化しているように形を変えて行われるなど多様化・巧妙化しています。
法律による予防や罰則も進んではいるのですが、なかなか追いつかずいたちごっこのような状態になっているのが現状で、詐欺と分かった時点で相手の行方がつかめないなどの理由から、被害にあった場合は金品などを取り戻すことが非常に困難であるといえます。また一度詐欺にあった人は成功しやすいリストということで裏取引されていると考えられており、異なった手口で複数回詐欺被害に遭うというケースもあります。そこで日頃から詐欺に対する知識を身につけておく、一人で判断せず詳しい人や警察などの公的機関などに相談をする、など詐欺に遭わないために日頃から予防することを心がける必要があります。詐欺を100パーセント防ぐことが出来るというわけではありませんが、明確な意思表示をすることによってそれに近づけることは充分可能です。
